QPS Neuropharmacology は、様々な疾病の解析に対応する幅広い範囲の分子生物学的解析方法を提供しております。 ユニットは QPS Neuropharmacology で行われる in vitro および in vivo 研究に対応していますが、外部の前臨床試験や臨床試験からの通常のサンプル解析も同じ手法で行われています。in vitro および in vivo の前臨床サンプル、および臨床サンプルにおいて同じ解析方法を用いることにより、研究プロジェクトのトランスレーション的価値が高まります。

読み出し情報の詳細は、疾患によって異なります。 各評価系に関連する読み出し情報に関しては、それぞれの in vitro および in vivo 評価系をご覧ください。
例えば、当社の AD の主要な読み出し情報は、異なる Aβ 分子種の解析です。 当社は、動物モデルおよびヒトの脳サンプルおよび CSF サンプルの Aβ 38/40/42 および tau/ptau レベルの解析に日常的に取り組んでいます。

加えて、QPS Austria が独占的に使用許可を有する A4(Amorfix Aggregated Abeta Assay) は、独自のスクリーニングツールとなっています。このコスト効率の高いツールにより、様々な生体サンプルの Aβ オリゴマーを迅速かつ非常に高い精度で検出できます。
さらに、カスタマイズしたアッセイを構築しバリデーションを行うことができるため、細胞株のクローニングやトランスフェクションも可能です。
当社では、トレーニングを受けた経験豊富なスタッフが社内で迅速に処理を行い、信頼性の高い配送業者と協働することによりお客様の貴重なサンプルの安全な輸送に努めております。 一般的に、S1 および S2 サンプルタイプのすべての種類を解析できます。 これには、社内または外部の ►in vivo◄ 研究(マウス/ラット/モルモット)からのサンプル、細胞培養モデル(ヒト、マウス、ラット、ニワトリ)または臨床試験の被験者/患者からのサンプルが含まれます。

- 組織
- 脳脊髄液(CSF)
- 血液、血漿、血清
- 尿
- 細胞抽出液 & 細胞上清
- In vitro タンパク質凝集
組織サンプルは、実証された方法に従って調製・細分されます。
- 例えば、脳組織は可溶性画分または不溶性画分に処理されます
- DNA/RNA/タンパク質の抽出および精製

当社の組織サンプリングチームは高度なトレーニングを受けており、マウスやラットの多数の異なる組織を解剖できます。 お客様の実験上のニーズに合わせて、異なる安楽死方法および灌流方法もご利用いただけます。 お探しの物が見つかりませんか? 当社は、常に新しい技術を確立しており、お客様の要件に合わせた解剖方法を喜んで開発させていただきます。

比色検出、蛍光検出、発光検出を用いたタンパク質精製および酵素活性評価が可能です:
- ウェスタンブロッティング
- WES
- ELISA
- 酵素アッセイ(例:モノアミン酸化酵素、アセチル/ブチリルコリンエステラーゼ活性)
また、MSD プラットフォーム(Mesoscale Discovery 社)のキットすべてでタンパク質解析を提供しています。 この複合的な電気化学発光免疫吸着検定法を用いることにより、最小のサンプル量で 1 つの解析から複数の読み出し情報を取得することができます。
- 例:様々な 炎症マーカー/サイトカイン(TNF-a、IFN-γ、様々なインターロイキン…)
- Aβ
- タウ
- α-シヌクレイン など多数
加えて、酸化ストレスや脂質代謝なども社内で解析できます:
- 酸化ストレス向けの TBARS アッセイなどの比色アッセイ
- 血漿および組織内の総コレステロール値評価
遺伝子発現および mRNA 解析に関心がおありの場合は、以下を使用してお客様のサンプルを評価することも可能です:
- 対象となる遺伝子の定量的リアルタイム RT-PCR/遺伝子発現解析
- 対象となる遺伝子の標準 RT-PCR
さらに、カスタマイズしたアッセイを構築しバリデーションを行うことができるため、細胞株のクローニングやトランスフェクションも可能です。
統計データ解析
- 科学者および生物統計学者から成る当社のチームによる専門的な統計データ解析(不偏かつ代表的)
- 測定値および結果の注意深い品質チェック

実験および結果のレポート
- 各研究の最後には、実験手順、結果の定性的評価および定量的評価、包括的な統計解析などすべてを含む完全な研究レポートをお受け取りになることができます
- ご希望であれば、研究期間中に定期的に最新情報をお受け取りになることも可能です